帰省と仮想化*USBメモリ

年休使って4連休にして、久しぶりに1日だけ実家に帰ってきました。
…と言っても片道2時間弱ですけど。
ウチの会社は初年度は年休12日支給(翌年から20日)なのですが、まだ1日しか消費してなかったので、新年度を前にさっさと使ってしまえとのお達しが来たと言う訳です。


両親共に元気そうで何よりでした。
ウチの場合、父親が根っからの技術屋だったので(まだ嘱託で働いてますが)、色々面白い話も聞けて良かったなぁ。
学生のころは全然未知の世界だったけど、こうして同じ(…と言っても親父はハード、僕はソフトだけど)業界だと話がやっぱり弾むし、何より親としてだけじゃなく、大先輩としての意見も貰えるのでなかなか貴重です。


…とまぁ内輪な話は置いといて、実家から色々回収してきました。
まずは、USB接続のフロッピードライブ。
今の時代、フロッピーなんて過去の遺産ですが、何かと必要に迫られることがあるんですよねぇ…。


最近ではThinkiPadにXP入れたとき、フロッピー使えなくてアタフタしたし、リカバリディスク作るにもフロッピー必要ですしね。
普段は絶対使わないけど、一台くらい無いとたまーに困る、そんなやつ。


で、次にWin98SEのインストールディスク。
98用のRoland 8Proソフトmidi音源を持ってるんだけど、XPは勿論、VISTAの98相互モードをもってしてもインストールできなかったので、いっそ98入れてしまおう、と。
勿論仮想マシンに。


しかし親父よ、なぜに英語版・日本語版を含め、NT、95、98、98SE各種3枚づつ以上持ってますか。
Officeも何枚も出てきた。
その上XPのサブクリプション・開発者向けボリュームライセンスあるとか先に言ってくださいよ、わざわざDSP版買っちゃったじゃないですか。
ついでにちょっと古めのフォトショとかCS3とか何で持ってるんだと子一時間(ry
その癖口を開けばMS・Adobe批判。
でもNT、Win3.1は大好き、OS2、CUI至上主義。
我が親ながら謎過ぎます。


まぁ明日あたり仮想マシンに回収した98SE入れてみるとします。
Xenを使うかVMware、はたまたVirtualBoxを使うかはまだ一応未定。
でも、どうやらXenは音出せないようなので(今までサーバ用途でしか考えてなかったから、気にしたことなかった)、VMwareが最有力かなぁ。
何か面白い発見とかあったら報告したいと思います、まる。


そうそう、USBメモリSUSEを入れる件ですが、色々試行錯誤した結果、VMwareに入れて、そのHDDイメージをUSBに入れる形に落ち着きました。
結局一番のネックは書き込み・読み込みの転送速度なんですよね。
2GBのインストールに3時間以上掛る訳ですから。
まずはTinkiPadのローカルにVMwareの種としてqemuで作ったイメージにSUSEをインストール。
ここは流石SSD、2GBのインストールを10分で終わってしまいます。

で、パッチアップデートやらなんやらを終わらせて落ち着いたら、一度VMを落として、HDDイメージをUSBメモリにコピペ、ローカルのVMは消しちゃう。
それからVMwareの設定ファイルのパスを書き直して、今度はUSBから立ち上げる。
デュアルブートも良いですが、折角通常電圧のCPUと豊潤なメモリもあることだし、両刀で行きます。
ローカルにHDDイメージ置けばもっと速度は出ますが、容量少ないし、なによりUSBメモリにHDDイメージがあれば、他のPCで立ち上げることも簡単に出来ますしね。
仮想マシンマイグレーションを、物理的にUSBの抜き差しで出来るのは凄く効率的ですよ。


開発環境のSUSEVMで立ち上げといて、当の開発・エディタなりターミナルはXPで操作。
このフレキシブルな環境はかなり気に入りました。


気をつけるのはUSBメモリのフォーマット。
最初NTFSじゃなくてNAT32でしてあったからqemuで6GB分切っても、VMwareでインストールするときにファイルサイズでか過ぎだよって、怒られた。
気を取り直してNTFSで再フォーマットしたら、すんなり行った。
注意点はそのくらい?


後は、いきなりUSBメモリにHDDイメージ作ってインストールするより、一度ローカルにイメージ作成してインストールしたほうが、明らかに時間節約できるって事位でしょうか。
なんせUSB直インストール3時間以上>ローカル10分強、ですから。
設定を一度書き直さなきゃいけないのは面倒ですが、USBメモリの性質上、毎回同じドライブになるかは分かんない(いつもはDドライブ認識でも、他に何かつけてたらFドライブになるとか)ので、設定ファイルは中身読めるようになっておいた方が良いと思うんですよ。
だから、その練習になるかなーとか、無理やり納得しておくことにします。