VirtualBoxでWindows 7 RCのAeroを有効化できなかった件

前回の日記で、
http://d.hatena.ne.jp/kazuhisya/20090507/1241704574

VirtualBox OSEが3Dサポ出来そうな雰囲気なので、そこでAero動かしてみるのも乙かもしれませんね。

とか偉そうなこと書いてしまったので、検証してみました。
現時点の結論から言うと、「ごめんやっぱVirtualBox単体じゃ無理っす」

以上。


Why?


答えは簡単、DirectX 9対応のWindowsVirtualBoxグラフィックドライバがないから。
グラフィックに128MB割り振っても、3Dアクセラレーションを有効にしても、レジストリ書き換えても(←結構ガリガリ調整してみた)、ドライバがないもんは無理っす。



色々調べてみた結果、やっぱり出来てる人は基本居ないそうな。
ちょっと興味深かったのは、『ホストマシンにバリバリハイエンドな対応グラボとCPU乗っけて、無理矢理仮想マシンのパフォーマンス上げる』って方法。
できるかも、ってレベルの記事でしたがいくつかそんな記事はありました。
結果も書けよ、と思ってしまいますが、書いてないって事は失敗したんでしょう。



どーしてもAero使いたい人は、『Aeroが使えてるWindows(Vistaとか7)から、リモートデスクトップで』仮想マシンに接続してください、とな。
それだと、『RDPのクライアントのグラフィックアクセラレーターで』無理矢理Aeroを動かせるようです。




ちなみにLinuxのCompizで3Dデスクトップは出来ました。
グリグリ動かせます。



ということで最終的に、Aeroを無理にRDP使ってまで使おうとするよりも、シームレスモードを活用したほうが生産性上がるよなぁ、という結論にたどり着いてしまいました。


Linuxマシン上でシームレスにWindowsを使う図。
そこそこスペックあるマシンなら、割と快適に使える感じです。