なんでもかんでもrpm化するのが美徳だと思っている
ところで何でもかんでもrpm化して管理することないんじゃね、と思う人もいるかもしれないけど、主にOps側からするとrpm化しておくメリットは凄く大きくて
- 管理・構築手順が減る(ついでに定義書や構築手順書も楽になる)
- 本番機にビルド環境が不要
- たとえchefやpuppetを使っていても、ソースビルドを本番機でとかありえない
- 複数台同じ構成がある場合でも、rpm -qaの出力をdiffするだけでざっくりの違いを読み取れる
- リポジトリを用意してkickstartに書いておけば、PXE Bootで完全な環境を一発で作れる
等々、あげだしたらきりがないくらいです。
複数台のサーバを管理する場合、極端な話sshのauthorized_keysや、サーバによって差異の出ないコンフィグ(たとえば、/etc/sysctl.conf とか)は全部rpm化しておくと、やっぱり一括で設定が終了して非常によろしげです。(もちろん一意の値は管理しなきゃいけないんですけどね)
パフォチューは特にRHEL6から入った tuned の俺々プロファイルをrpm化して配布すると非常にいい感じですね。
配布は、kickstart時に入れこんでしまうのがベストですが、その後ならtomahawkを使うのがよろしげです。
ついでなので、このtomahawk自体もrpm化しておくといいと思いますよ。
githubからcloneして
$ python setup.py bdist_rpm
とすればrpmになりますので。
ところで某社ではこの傾向がもっとステキな感じに突き抜けてて
ゲストOSもyum installで行けるという垂涎ものの素敵仕様。
miniascapeという形でGitHubにも公開されいます。
GitHub - ssato/miniascape: Virtualization miniascape - configs and data for libvirt KVM guests
今度時間あるときチャレンジしたいです、はい。
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